ヒンジ

概要

ヒンジは、ドアやハッチ、スライドドアなどの回転・スライド・開閉機構を作るためのデバイスです。

基本情報

ヒンジは一般的に、ボタンやYOLOLスクリプトを介して制御することでインタラクションを行います。
ヒンジのDoorOpenStateフィールドは、ボタンに接続することができます。
そのボタンを使って、遠隔操作でヒンジを開閉することができます。

現在、16種類のヒンジがありますが、すべてのヒンジに共通しているのは、折り畳み/折り返し/スライドのいずれかの動作です。
種類の大半は、折り畳み/折り畳み解除ヒンジが占めています。
船を作るときのヒンジの大きな問題点は、電気や信号を通さないものが多いことです。
また、ヒンジは圧力に弱いと言われているので、スラスターには取り付けない方がよいでしょう。

デバイスフィールド

フィールドの使い方については、以下のウィキページを参照してください:

• ユニバーサルツール
• データネットワーク
• YOLOL

YOLOLフィールド	説明	範囲
DoorOpenState	要求するドアの状態の入力フィールド。0は閉じた状態、1は完全に開いた状態です。Input field for requested door state. 0 is closed, 1 is fully open.	[0,1]
DoorCurrentState	ドアの現在の位置を、DoorOpenStateと同じ範囲で報告します。Reports the current position of the door, on the same scale as DoorOpenState	[0,1]
EndAngle / EndPosition	DoorOpenStateが1のときのジョイントの回転/位置です。 直動ジョイントの場合は最大可能な伸び状態に対するパーセンテージ（％）、ヒンジ・ジョイントの場合は度で測定されます。
StartAngle / StartPosition	DoorOpenStateが0のときにジョイントがあるべき回転/位置。 直動ジョイントでは最大可能な伸び状態に対するパーセンテージ(%)、ヒンジジョイントでは度数で測定されます。
TargetVelocity	ジョイントが作動する目標最大速度です。ジョイントデバイスによって速度の限界が異なるため、設定した速度に到達できない場合があります。